Am I What Colors?ー元姫の復讐ー
そんな……
私、そんな風に思われる資格なんて無いのに……
「だから俺、姫さんが……咲誇さんが姫で、嬉しいッスよ!!」
そう言って笑う仁の瞳には、穢れなんて全く無くて。
本当に、心の底から言ってくれているようだった。
「っ…」
「えっ、ひ、姫さんっ!?」
泣きそうになって俯くと、仁が慌てたようにおろおろしはじめた。
「俺、変なこと言いましたっけ……!?」
「違……」
違う、と言おうとしたとき。