Am I What Colors?ー元姫の復讐ー
目の前が、真っ暗になるのを感じた。
『お前……友達より彼女取るってことかよ』
『そうは言ってねぇ!お前とも、仲良くしたいって思ってる。けど……』
『結局、彼女のほうが大事なんだろ?』
『だから、違……』
『分かったよ。お前と組んだ喧嘩はやめる。じゃあな』
俺は一方的にそう言って、走って帰った。
俺の心にあったのは、悲しみでも悔しさでもない。
友達を取られた怒りと、憎悪。
それだけだった。
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