あなた
過去

【MAKOTO&GOUKI】

「なぁ、真琴・・・

あいつ、今日なんだかおかしくなかったか?」

「まぁな。いつもの女嫌いは変わりねぇんだけど・・・

いつもより話すってか・・・

でも、教室飛び出すし!?」


時は変わって、今は泰我の部屋。

教室飛び出した後に、郷季と、真琴が追いかけて・・・

そのまま、一緒に泰我んちにって・・・

あいつは、今リビングにおかしとか、ジュースとか取りに行ってて・・・

「おっ!見ろよ!!郷季♪

あいつのアルバムだぁ~」

「まぢかよ!あいつアルバムとか持ってるんだ・・・

小さい頃とかか?」

「ぃや・・・・

日付見ると・・・

ここに来る前の土地にいた頃のだと思う。」

「じゃぁ??

あいつの初恋の彼女もいるってことかよ!?」

「おぉ~。そういうことじゃん(笑)」

「あいつが来る前にぃ~・・・・」

「見ちゃいましょうか!」


アルバムを開くと・・・

なんだか見たことのある人が写っていた・・・

「なぁ・・・真琴。

これさ・・・・泰我だよな?」

「あぁ。多分・・・」

「見たことあるのは気のせいか?」

「ぃや・・・。俺もあるぞ・・・」

「まさか・・・・・」

「なぁ。あいつの初恋の相手って・・・・」

突然扉が開き・・・

泰我が出てきた。
俺たちはあわててアルバムを直し・・・

『ぉい。なにやってたんだよ!』

「別に・・・ただ話してただけだよなぁ?郷季」

「おっぉう!今日の泰我ちょっと変だよなぁ~って」

『変って・・・。別に変じゃねぇし?』

「そっか・・・

ならぃぃけど・・・」

「なんか、あったのかと思ってよぉ?

何かあったら、ちゃんと言えよ?

親友なんだからさ♪」

『おぅ。ありがとっ。でも、まぢでなんもねぇし、

大丈夫だから!』

「そうだよなぁ~」

それから俺たちは他愛のない話で盛り上がり、

帰った。


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