Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜



粗い息
きっと、走って来た


そして次に マネージャーさんは


… 髪 地面に着きそうなくらい
腰、前に曲げて おじぎをした ――…




「…お、お父様のご心配は
ごもっともです!
よ、よくわからない世界に
大切な娘さんを行かせるわけですから…


――… でも!


… うちの、エクレシアは…
最初は…小さな女の子がいて
周りに…仲間が、どんどん集まって
結晶が育って行くみたいに
少しづつ、成長して来ました!


―― スイさんは絶対に
私たちが、全力で守ります!


どうしても、それが言いたくて
ここまで来てしまいました!
ホントに、いきなりすみません!!」




「あっはっはっはっ
まぁるで〜彗ばぁ
嫁に貰いに来よるのごたぁね」




「お!お母しゃ…!」


「早苗さんも、もう頭あげて

… 彗

表に彩音ちゃんと、嘉代子ちゃん
待っとうよ?」




「――… うん!」




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