Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜



月曜日


朝 のりご飯、 食べた




「お母しゃん!行って来ます!」


「行っちら〜っしゃい!」


「お、お父しゃんも 行っち来ます…!」




縁側


新聞拡げて、爪切りながら
『…おう』って小さな 低い声




「おはよ〜!スイ!!」


「お〜は〜よ〜ぉ」


「…おはよ!アヤちゃん、カコちゃん!」




青い空
白い雲


いつもと同じ
いつもの時間


だけど 少しだけ 違うんだ…―――





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