Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜



みんなの 目


ここの人達は皆
なにも考えていないとこで
急に聞くからびっくりする…




「っ…お…!!
おらんっ…です!そげなの」


「え〜〜?ウソぉ〜」


「すらごつ〜」


「すらごつちゃ〜」


「い…ぁ…」



からかわれて
顔…どんどん赤くなってく


本当に、好きな人…なんか…




「お〜い

コンビニ行く
なんか要るか?」




金髪の先輩が
お財布持って
目の前に立った


「あ…っ!
うちも行くっ!!」


グラス、ガシャンと鳴らして
思いきり立ち上がったのは
ネイルの彼女さん


彼氏さんの顔見て
すごく、嬉しそう


「あー、そいば俺も
シャカリコ食いたい」


「え〜!ならうちも〜!」




――― あっという間に、皆集まって


上着きたり、ケータイ持ったりして
部屋のドアのとこに、ガヤガヤ集まる




はぁ…

話…それてよかった…




「――― あ!スイ!」


「…はぃ…っ!!」


おいでおいでする、ネイルの先輩
ドアのとこから 顔出してる




「…… あ…待っとー…
…待って…ます」


「えー?そ?

ん〜…わかった
なんか、要る?」




…考えたけど
急いで考えるの、ニガテで
よくわからなかったから
首、横に振った


「ん、テキトーに、買っち来る〜」




< 90 / 382 >

この作品をシェア

pagetop