【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
赤西くんが紡いだ言葉に、
私は目を見開いた。
ドクンドクンと心臓の音が加速する。
「どういう、ことですか……?」
私を守るため……?
「あいつら、転校生の歓迎会ってやつに参加してたやつらでさ。
それであの日『大原は男嫌いだからからかおうぜ』って話してるとこに、真紘が居合わせたんだよ」
「うそ……」
「それで真紘が怒って、大原さんに近づくなって殴りかかったらしい」
うそ、うそ……。
結城くん……。
「俺、真紘のこと大好きだからさ、大原さんに誤解されたままじゃ、あまりにもいたたまれたくて」
「……っ、」
「真紘、きっとまだ学校にいる。
全部俺の勝手だけど、真紘のこと許してやってほしい」
胸が苦しくて、じわじわと涙が視界を覆う。
「それじゃ。
話聞いてくれて、ありがとな」
そう言って立ち去る赤西くん。