【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜



* * ・ * ・ * *






「えっ!

未央と結城が、仲直り!?」




更衣室に、いつもなら聞けないような樹紗ちゃんの大声が響き渡った。




次の日。


マラソン大会前の休み時間、樹紗ちゃんと更衣室で準備をしながら、昨日の出来事を話していた。




あまりにキャパオーバーなことが起こると、次の日に報告しあうのが習慣となってる私達。




「なっ、仲直りっていうか、私の中のわだかまりが解けたっていうか」




私は胸の前で手を振りながら、やんわりと否定する。




実際結城くんは、好きじゃないって言ったのを、私が聞いてたことは知らないわけだし。




「でも良かったじゃんよー、友達になれてさ。

これが恋に発展なんかしたりして」




ニヤリと口の端を上げる樹紗ちゃん。




「そっ、そんなわけないよ!」




「中学ん時は?

好きじゃなかったんだっけ」




「中学の時は、憧れてただけ」




悪い人じゃないっていうのは分かってるけど、男の子はまだやっぱり怖いし。


< 41 / 244 >

この作品をシェア

pagetop