世界は残酷で美しい
「波縷(はる)〜。行ってくるね」
今日も妹は可愛い。マジで天使だ。
最愛の妹を抱きしめ、頭を撫でる。
「もぉーお兄ちゃん!頭ぐちゃぐちゃになるでしょ!!やめてよぉー」
あぁ。可愛い。
名残惜しみながら妹を開放する。
「んじゃ、今度こそ行ってくんな!」
「うん!行ってらっしゃい!」
俺は可愛い最愛の妹に別れを告げて家を出た。
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