それぞれの恋愛事情
“やられた”
瞬間そう思った
たぶん泉さんは俺が彼女に気があるのに気づいてる
でも俺には恋愛に踏み出せない過去がある
それを知ってるからこそ
お節介すぎる泉さんは
彼女に近づけようとしてくる
メアドやケー番を知る時も
彼女の過去の恋愛を知る時も
その時はほんとにお節介にしか
思えなくても
仲良くなった今を思えば感謝しかない
「食べないの?」
そう不思議そうに首曲げる姿は
ほんとに可愛らしく
気を緩めればニヤけてしまいそうになる。
「あぁ、食べるよ」
そういうと俺はご飯に箸を進めた