愛してるって囁いて
沙代・・side

絵を待っていると
なんと、洸さんが持ってきてくれて
びっくりした。

その上、飾りつけを手伝ってくれた。
それも、楽しそうにしてる。

お姉ちゃんが、言うように
悪い人じゃないのかな?
と、思っていると
「食事に、行かないか?」
と、誘ってくれた。

どうせ、お姉ちゃんも
忙しいだろうから
助かった。

車が二台あってもしかたないから、
私のは、園に置いて
洸さんの車で行く。

「洒落たとこじゃないけど
いいか?」
と、聞かれたから

「私、こじゃれたとこ
苦手なんですよね。」
と、言うと。

洸さんは、
「クスっ、お前らしい。」
と、言った。

あっ、笑った。
あ~優しい顔もできるんだね。
と、思っていると


「びっくりしすぎだ
お前、目が落ちるぞ。
俺だって、笑うから。」
と、言いながら
洸さんは、声をだして笑った。
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