クールな溺愛彼氏様⁉︎



「ほら、ついてる」

「え?」



椋平の手が私の頬をつまむ。
私の頬についていたらしいご飯粒をとってくれたらしい椋平はそのままそのご飯粒をぱくりと食べた。




「っ!」




そのしぐさに、顔が一気に熱くなる。
なんか、すごくサラッと、サラッとすごいことをされた!

なんか、色っぽくて・・・。
うわあ、うわあ!




「さっきから、なに百面相」

「な、なんでもない!」




誤魔化すようにオムライスをかきこんだ。
案の定むせて椋平に呆れられたんだけど・・・。



突然起きたハプニング。






そんなハプニングさえ、今では幸せのきっかけに思える。
恋って、素敵だね!





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