誰にも内緒の溺愛旦那様
Chapter 4




「また痩せたんじゃない?」



「ううん。変わってないよ」



「お父さん、帰ってきた?」



「うん、昨日。服だけ取って、また行ったよ」


「あの人も、大変だものね……。
昨日の夜に帰ってきたんだけど、こっちのクライアントと話し込んで、たまってた仕事を片付けてたら事務所で寝ちゃって」


「お疲れさま」


「ありがとう。何か食べるもの、ある?」


「あ、うん…」



冷蔵庫に入ってた、わずかな材料から、

鳴海さんが作ってくれた朝ごはん。




「凄い…柚、料理出来るようになったのね…。」



「あ…あたしじゃなくて…」
「ああ!!この人!イタリアのニュースで映画の賞とったのよね、この人」










お母さんは、間違いなく、
鳴海さんを指差して言っていた。








< 73 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop