相沢さんは漫画家でした。
隣の席の相沢さん


そうだ、隣の席の相沢 モモさんだ

あんまり話したことないし、それになんか




すっごい地味なんだよなぁ…



前髪で視界を塞いでる感じ、前見えてますかっ?!と言いたくなる



そしてスーパーロングヘアー&メガネ



ザ、地味子



いつかその髪の毛で締め付けられ

殺されかける妄想もした



『か、髪の毛が伸びるだとぉお?!!』



『あんた、いつも、わたし、のこと、いじ、める、』



『ぎゃぁぁぁあ!!!いじめてません!だからこの、髪の毛を…グワァァ!』




こ、こえー…!!


ストンっと席に座り、バックから夏休みの宿題やら取り出した


隣の席に視界をちらっと写した



ガリガリガリガリガリガリ

物凄い勢いと筆圧で相沢さんが宿題をやっていた、



こ、こええええ!!


俺いつかこの筆圧で殺されるんじゃないか?!


そう思うとバクバクして止まらなくなった



はっ!このまましてたら


『何故宿題を見せない!!私のことそうやっていじめるのね!!!』


『ぎゃぁぁぁあ!!!筆圧と髪の毛で殺される!!』


※ヒカル君の中の相沢さんです




ヤバイ!!このままでは!!




「しゅ、宿題忘れたの?見せてあげる!」


震え混じり、宿題のプリントを渡す



「あ、ありがとう」


前髪の隙間から見えた、すこし驚いた顔がなんともいえないぐらい






かわいかった





......................................................
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop