花火


私は高校二年生
高橋 夏希 (たかはし なつき)


私は空が好き

授業中はいつも空をみてる。  


長い長い授業、空を見て過ごす。

私はこの時間が好き

空は私にとって大切なもの。





一昨年の夏におばあちゃんが亡くなった。

私はおばあちゃんが大好きでなかなかショックから立ち直ることができなかった。
 
そんなときにあいつは言ったんだ。

「おばあちゃんはいつも空からお前のことを見てるだよ、だから泣いてちゃおばあちゃんが安心して夜、寝ることができなくなるぞ」

私はその言葉で泣くのやめて笑おうと思えた。

おばあちゃんがいる空

だから私は空が好き


空を見てるとおばあちゃんを思い出す。

楽しかった思い出 
怒っておばあちゃんを傷つけた思い出

いまではどんな思い出もいい思い出だ

そんなことを思っている間に

授業は終わる。

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