寂しがり屋のお月様



「僕は君が好きだよ。

他の誰でもない

君を愛してる。」


〝他の誰でもない、君を愛してる〟


それは、

月がどんなに望んでも

手に入れられなかったモノでした。


誰かの〝たとえ〟じゃない自分を

真っ直ぐに見つめて、

愛してくれる誰か。


月は、

心がゆっくりと満たされていくのを

感じました。


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