【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。

2*『秋雨聖と濡れ羽色の髪の少年』






☪︎


˚




翌朝、学校に来てみると


校門で人だかりが出来ていた。










………なんでだろ。




「Starsがいらしたのよ。」

「なんでかしら。急に」

「3人揃うなんて、はじめてだわ。」




そんな声が聞こえてくる。













もしかして…………



そう思って人ごみの中を覗くと








「…………っ!?」





栗色のストレートに白い肌

くりんとした丸い二重。


今までもStarsの唯一の女子として騒がれていた牧夏瑠璃さんと












































黒羽くん―黒羽惺がいた。






サボり魔のはずなのに………!



なんて、失礼なことを思ってからその隣に目を流す。





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