僕があの子を好きになっても良いですか?
「……ッ」
「…斗真?
おい斗真!大丈夫か?」
突然苦しくなって
僕はその場にしゃがみ込んだ
「白羽!?」
「白羽くん!?」
黒岩さんと話していた黒木さんと小谷さんの声がする
「斗真!しっかりしろ!
お前薬とか持ってねーの!?」
「……か…鞄の中……」
先生にいつも言われているように
ゆっくり呼吸を繰り返すけど
繰り返せば繰り返すほど苦しくなる
「ほらっ!」
錠剤の薬を渡してくれる樹に
お礼の代わりに頷いて
僕はソレを飲んだ