僕があの子を好きになっても良いですか?







「……ッ」


「…斗真?
おい斗真!大丈夫か?」




突然苦しくなって

僕はその場にしゃがみ込んだ




「白羽!?」


「白羽くん!?」




黒岩さんと話していた黒木さんと小谷さんの声がする




「斗真!しっかりしろ!
お前薬とか持ってねーの!?」


「……か…鞄の中……」




先生にいつも言われているように

ゆっくり呼吸を繰り返すけど

繰り返せば繰り返すほど苦しくなる




「ほらっ!」



錠剤の薬を渡してくれる樹に

お礼の代わりに頷いて

僕はソレを飲んだ










< 82 / 203 >

この作品をシェア

pagetop