青い空
そして、由来は私の耳元で優しくささやいた。








「俺、あずがすきだ。」









そういうと、由来はゆっくりと自分の唇を私のそれに近づけた。


由来の艶やかな唇に背中がゾクリと、震える。



私はそれを拒否しようとはしなかった。



私も由来と同じように目を閉じて由来に答えた。




由来はすぐに唇を離して恥ずかしそうに私を見つめる。



そんな由来の顔が可愛くて。


それは、あの頃のままで、思わず微笑んでしまう。
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