No.1ガール〜桜の姫〜①
部屋を出た私はさっきいたリビングではなく、ある部屋に来た。
白を基調としたシンプルな部屋。
ここは私の部屋。
たまにお母さんが掃除してくれているのか、中はとても綺麗だった。
ゆっくりと足を踏み入れて、ある物の前で立ち止まった。
黒地に桜の花びらが舞っていて、背中には大きく【七代目総長 桜姫】と金色で刺繍されている。
これは私が着ていた特攻服。
それにそっと触れると、その肌触りから懐かしさが込み上げてくる。