【注意・ラストにお知らせ追加!】お遊びなんかじゃいられない
一気に心に ~洸大Side~
今日は土曜日。つまり休日。
「30……31……32………」
茅景が作った晩飯を食い終わった後のリビングでは、オレのカウントアップが流れていた。
「オイ洸大、腹筋するなら自分の部屋かトレーニングルーム行けよ。そこ激ジャマだ」
人がせっかく清々しい汗を流していると言うのに、ミョーーーに冷めた眼差しを送ってくるのは、茅景の皿洗いを手伝っていた錦。
「いいじゃんか別に。つーかお前が皿洗いの手伝いなんて、珍しいな……35」
親友の冷めた目にも負けずに腹筋したまま返すと、錦はハァ…と重くて短い呆れのため息をつきやがった。
「30……31……32………」
茅景が作った晩飯を食い終わった後のリビングでは、オレのカウントアップが流れていた。
「オイ洸大、腹筋するなら自分の部屋かトレーニングルーム行けよ。そこ激ジャマだ」
人がせっかく清々しい汗を流していると言うのに、ミョーーーに冷めた眼差しを送ってくるのは、茅景の皿洗いを手伝っていた錦。
「いいじゃんか別に。つーかお前が皿洗いの手伝いなんて、珍しいな……35」
親友の冷めた目にも負けずに腹筋したまま返すと、錦はハァ…と重くて短い呆れのため息をつきやがった。