冷たい君と青春中。


「えーっ、でもさ!最初のころにくらべたら凄く進歩したよ?」


うん、たしかに。最初のほうはシカトにシカトを決め込まれて

わたしなんてまるでいない存在みたいに扱われて

反応してくれた、と思えばしたうちだったり、と


今思えば、さんざんだなぁ…。自分のことながら呆れ笑いがもれる。

「わたしだったら絶対途中で折れちゃうもん!だからすごいよ、苺々華はさ」

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