僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory







何故か壁にもたれたまましゃがみ込んでいる斗真の肩を

オレは脅かさないよう優しく支えた

…脅かしてしまったけど




「く…空真兄ちゃ……」


「ごめん脅かして
…大丈夫か?」




まともに1対1で会話するのは初めてかも

そう思っていると




「……ッ………」



オレが脅かしたばかりに立ち上がっていた斗真だけど

胸元を押さえてすぐにしゃがみ込んでしまった




「平気か?」


「うん……ッハァ…ハァ……」




…平気じゃないだろこれ

オレは苦しそうに呼吸をする斗真のことを抱き上げ

さっきよりもスピードを上げてリビングへ走った





普通の人より病弱な身体に加え

斗真は心臓と呼吸器系も少し弱いから

…オレが通りかかっていなかったらどうなるのだろうと思うだけでゾッとした







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