夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加
ヤバイ、居酒屋で飲んでる場合じゃない。

私は回れ右をして、全速力でマンションへと帰った。

つくなりネットからお見合いサイトへ登録。

待ってられないわ、三ヶ月後の菜穂の結婚式の二次会!

登録完了し、ホッとひと息着くとグーッとお腹が鳴った。

時計を見ると5時半。

居酒屋、開いたな。

私は意気揚々と玄関を出た。

今出来ることをしたら安心して、私は居酒屋で独りだけの宴を開いた。

★★

個室だったし誰にも会わなかったけど、私は最後の最後で店のオーナーだという男性に声をかけられた。

彼は照れながらこう言った。
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