会社妻でもいいから・・・
「で、結局何が不満なわけ?」
そこまで黙って話を聞いていた高校からの友人の室井がやっと口をはさんだ。
私は何が不満なのだろう?
「キリはさあ、そのエースの斉藤さんじゃなく、Bさんにつかされたことがいやなんでしょ?」
室井は私の笹野キリ子という名前のキリの部分だけを抜き出してそう呼ぶ。
それはともかく確かに斉藤Aさんの会社妻、いやいや担当になれたらいいなとは思っていた。
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