湖都子のポエム3

伝えたい…想い


ずっと彼女のこと好きで
でも言っても無駄で…
ふられるのわかってるのに…
それでも伝えたい

好きで…好きすぎて…

彼女には迷惑かもしんねーけど
自分が傷つくかもしんねーけど
伝えたくて仕方なくて…苦しくて…

オレは…ずっと…好きなんだよ
伝えるよ…オレは何度でも…好きって言うよ

オレがキミの全部を守るから
キミはキミのままで
オレと一緒にいればいいんだ
キミと離れる気なんかないから

オレが笑顔でいられる場所は
いつもキミの隣なんだ
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別れたばかりの愛里に、気持ちを伝えるつもりはなかった。今の関係でもいいから、一緒にいたかった。理由のはっきりした喧嘩の方がまだいい。どうして、愛里がいなくなったのかわからない。

愛里の部屋を訪れたアッシュ
「なんで、急に仕事やめたの?」
「おばさんから頼まれたからって、もう無理しなくていい…よ」
これじゃ、まるで…
「もう、ほっといてよ。アッシュには関係ないでしょ」と、涙を浮かべ…
もう…なんなんだよ。俺が悪いみたいじゃないか…ほっとけるわけないだろ
「関係あるよ。俺は愛里が好きなんだよ。じゃなかったら、大学休んでまで日本にこない」
「う…うそ…だったら、会社の人は…なんで」
ポロッと涙がこぼれ
「俺がそばにいてやるから、泣かないで…」
頭をなでた。
愛里が好きだから、愛里には笑っててほしいから…
「別れたばかりの愛里にこんなこと言うのは、つけこんでるみたいだけど、俺のことも考えてみてほしい…んだ。最初は、アイツの代わりでもいいんだ。辛い恋なんて、早く忘れちゃえばいい。」
「わ…私、嫌いじゃないよ。優しいし、一緒にいて楽しい…し」
「なら、今まで通りでいい。」
赤く染まった空…夕暮れ

最愛の人との大切な時間。これからは一瞬だって忘れたくない…って強く思った。一日一日たいせつにて、愛里に想いを伝えるように過ごそう。

これからは俺が愛里のそばにいるから。俺は絶対に愛里の手を離さないから…愛里の手を握った。何があっても、どんなことになっても、必ずそばにいるから。もう絶対に離さないよ。俺の大切な愛里

俺は愛里が幸せそうに笑ってんのが一番嬉しいんだ。だから…俺の隣で笑ってて


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