湖都子のポエム3
もう一度…

やっぱり…俺は耐えられない
キミがいなくなるなんて
どう考えても耐えられないよ

オレやっと気づいた
俺にはやっぱりキミしかいない
いつも優しいキミが大好きだった

キミのことあんなに大好きだったのに
失恋の傷は思ったよりも深くて
心臓が握りしめられているように痛い
あの日の続きを…
もう一度やり直そう
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愛里が運命の相手だってずっと思っていた。あの日の続きを…と、思っていたのに…

「今まで全部ありがとうね。」

ズッパリと振られた。ガラスのハートが壊れそう。おしまいの時は、どうして突然訪れる…の?どうして…切なくて、胸が痛い…よ。

大切な人を持つって、凄く怖いことなんだ。失うことになって、ずっと胸が苦しい…よ。

わかったのは、俺と愛里の熱の違い。それは、想いの違い?愛里に愛想尽かされたら…俺…

愛里と離れるなんて、絶対無理。恋人に戻れなくても、せめてこのまま友達でも…って…続けるための精一杯の強がりだったのに…友達にすら戻れないなら、戻れなくたっていい。俺、こんなところで何してるんだろう?俺にとってこんなに愛里の存在が大きいなんて。

もし、愛里と離れることになったら、俺はまた1人に戻って…愛里を失ったら、俺…どうなっちゃうかわからない

愛里の温かい温もりを失っても、1人で立っていられる自信がない。

ただ…立ちすくんだ

本当にすべです見失ってしまう。進むべき道も進むしかない道も何もかも行き止まりに立った俺。壁を乗り越えてまで先に進ませないで。ただ愛里の近くにいたいだけ。他には何もいらないから、もう一度チャンスを…
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