湖都子のポエム3

思い上がっていた…私

私にできないことはない
私は欲しいものは何でも手に入れられる
世界は私たち中心で回ってるんだから

思い上がっていた

こんなことになるなんて…

全部私が悪かった
認めるから…誰か助けて…
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真人との顔合わせ…
ウキウキしながら、真人の家に向かう梨乃

通れた部屋で、真人を待っていた。誰か入ってきた。真人じゃない。蛇みたいな気持ち悪い顔の男。こいつは誰なの?

「婚約おめでとうございます。梨様、祐様。あとは、2人で…」
「な、何言ってるんですか?婚約したのは真人でしょ?」
「離婚されて、真人様は奥様についていかれました。婚約したのは祐様とです」
…そ…そんな…
「約束したことはちやんと守らなきゃ…ね。おまえは、約束したんだから…」
捕まれた腕。ふりほどこうとしたら、殴られ…
無理やり部屋に連れていかれそうになる…
「…い…いや」
連れていかれた部屋には、何人もの男…
「だ…誰か助けて…」
「誰もこねーよ」
初めて…なのに…こんな男達に…

「もう帰っていいぞ。連絡したら、すぐにこいよ。」気持ち悪い笑い声…これがこれから一生続くの?

パパに婚約解消してもらおう。もう決まったことたから。会社のためなんだから…って…

今までのこと、全部あやまるから、誰か助けて

香織…あやまるから…
婚約相手が真人じゃないから、助けて…
「今更あやまっても、過去は変わらない。」
本当に何もなくなっちゃったよ。私を助けてくれる人は誰も…いなかった。

絶望感の中、街を1人でいると…真人と愛里が楽しそうに2人で歩いていた。笑いながら、まるで恋人同士みたいに…私と一緒にいる時とはまるで違う笑顔







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