なんで気づかないの?

デート前


ピピピピ ピピピピ



ガチャ



「朝かー起きなきゃ」



制服に着替えて下に降りると



「えぇーなんで久城くんが居るの⁉︎」




「美来おはよう。美来のお母さんが入れてくれたの」




「美来ーこんなイケメンな彼氏がいたなんてなんで言わないの」




「美来のお母さん久しぶりです、久城春馬て言います」




「え、あの春馬くん⁉︎こんなイケメンになってあはるま?くん」





「はい、なんでしょうか」





「美来とデートはしたの」




お母さんはたのしそうに話してる




「お母さんもう時間だから行くよ
はやく久城くん」




久城くんの手を握り急いで家を出た




「ハァハァ久城くんごめんねお母さんが」




「美来のお母さん変わらないね、ところで美来いつまで手をつなぐの」




「あ、ごめん」



私はすぐに手を離した




「おれは初めて美来から繋いでくれたから嬉しかったのになー」



久城くんはそう言いながら私の手を握る



「ねえ久城くん電話番号教えてくれない?」



恥ずかしかったけど思い切って聞いた



「美来知りたいの?」



「うん、教えて」



「そんなに可愛く言われたら仕方ない、春馬くんお願いて言ってくれたら教えてあげるよ」



恥ずかしいよ、久城くんいじわるだな



「は、はるまくん電話番号教えてください」



「よくできました」



チュ



春馬くんの不意なキス好きだな



「あっよしこれでできたかな」



プルプルプルプル




「きたよ!ありがとう」



私は春馬くんに抱きついた



「よし、学校いかないと間に合わないよ」



「急がないとね」



2人で笑いながら学校に行った


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