俺様王子とメイドちゃん
――ええっと、新しい勤め先は

ここの角を曲がったところだよね・・・




わたしは、もう一度地図を確認して、道を

曲がった





「えっ、なにこれ・・・」

驚きのあまり声がでない




屋敷は三メートル近い外壁で囲まれている

家の門から中の様子が少し見えた




――豪華な屋敷が中央にそびえ立ち、

その周りには、ローマの宮殿を連想させる

ような、美しい噴水 色とりどりの花


スポットライトに照らされて、全てが幻想

的に輝いている

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