俺様王子とメイドちゃん
「湊様! 起きてください!

学校へ行かれるお時間になり――」


部屋には誰もいなかった。


わたしは、慎重に部屋の中に入っていく。







ベットで寝てた跡はあるんだけどなあ

湊、どこに行ったんだろう




その時、涼しい風が顔に当たった。




あ、窓が空いてる!



結構風が強いみたいだから、

このままだと、ベットのシーツが飛んじゃ

いそう



わたしは急いで窓へ駆け寄った。



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