追憶の彼方に
12章  天使

✩✩妊娠


結婚式から半月が過ぎ

私達は、変わりなくラブラブで
過ごしている。

波瑠と結婚が、決まったときに
陽向ちゃんが、自分から連絡できるまでは、
一年に一度は、紗良さんに
陽向ちゃんの現状を聞くようにした。

陽向ちゃんが、一人で連絡とれる
ようになったら、陽向ちゃん自身
に任せる事に。

紗良さんとの電話は、
簡単で変わりないか?
陽向は?だけだ。

私に気を使わないように
私は、波瑠が連絡するときは、
離れようとするが
波瑠に手をとられて
手を握り締められる
そうして、波瑠は話す。

電話をきると
私は、ありがとうの意味で
波瑠にチュッとキスをする。

波瑠は、びっくりした顔をしたが
直ぐに、ニヤケて
キスの倍返しされる。

とても、大事にされて
私‥‥‥‥‥幸せ‥‥‥‥。。





そんな中、体調が悪い。
微熱もあり、体がだるい
胃もムカムカしていて、
風邪かな?胃腸炎かな?

波瑠も心配するから、
早退して病院に行ってみると

産婦人科に回されて

先生から、
「妊娠されています。
今、三ヶ月ですよ。
おめでとうございます。」
と、言われて顔が綻んだ。

「次回は、ひと月後に
母子手帳お持ちになって
来院してください。」
と、言われた。

波瑠、何て言うかな?
喜んでくれるかな?
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