追憶の彼方に

✩✩話し弾む


久しぶりに会った
一華と優里は、話が弾んでいた。

優里は、オーストラリアの往復で
結城課長と、なぜか、付き合いだしていた。

喧嘩もよくするが、以外にお似合いで
遅かれ、きっと結婚するだろうと
私は思っていた。

料理も食べて、
デザートを食べていると
波瑠と結城課長が入ってきた。
波瑠は、直ぐに
「一華、問題ない?」
「うん、大丈夫だよ。
波瑠、心配しすぎ。
結城課長、ご無沙汰してます。」

「おっ、久しぶり、お腹大きくなって。
モデル業も、忙しそうじゃないか?」
結城課長が言っていると
優里が、
「波瑠さん。私、見えてます?」
と、あきれぎみに····いうと

「あぁ、すみません。
ちゃんと、見えてますよ。優里さん。
毎回、会社でお世話になってます。」
と、答える波瑠に
「どうだか?相変わらず、
   一華を溺愛してますね」
と、言うと

「優里、仕方ないよ。
菅野君は、一華しか、見えてないから。」
と、結城課長。

「あれれ、呼び捨てですか?結城課長。
優里を幸せにして下さいね。」
と、ニヤケながらいうと
「なっ‥‥‥一華。」
と、慌てる優里に
「わかってるよ。
  優里の事は、まかせとけ。」
と、言う結城課長に
「えっ‥‥‥葵?」
と、優里も呆然
「はいはい。
  波瑠も結城課長も座って。」
と、伝えて
「波瑠、食事は?結城課長は?」
と、訊ねると
波瑠も結城課長も、
家でゆっくりしたいから
帰ろうとなった。

結城課長が、支払いをしてくれたから
「ごちそうさまです。」
と、言っていると

波瑠は、私を立たせてくれて、
手を繋ぎながら、
片手はお腹を触っていた。

「一華、お腹はらない?」
「うん、大丈夫。
ねぇ波瑠、今日、何食べたい?」
と、買い物して帰ろうかなと
訊ねると
「一華が、作ってくれるものなら
なんでも、いいよ、
ただ、無理しないで。」
と、言うから
「うん、ありがとう。大丈夫だよ。
早く、見たいね。
波瑠と私のちびちゃん。」
と、お腹を見ていると
波瑠は、そっとお腹に触りながら
「待ち遠しいな。さあ、帰るよ。」
と、言う
「早くおいで、帰るよ。」
と、優里が、入口で騒いでいた。
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