夏彩憂歌
空の贈り物
遠い空の果てに

響く恋の詩よ


空に残るあなたの残像は

私を傷つけては癒やす

傷つけては癒やす


草の上に広げた白い地図

想い出は風の中

蒼の中に浮かぶ雲は

あの尾根を越えてゆくよ

あなたのもとまで流れるならば

どうか私を乗せて連れていって


あなたの言葉は光の中

ひとつひとつ

欠片を拾い集めてゆくから

どうか色褪せることなく

いつまでも輝き続きますよう



・・・・・VOL.2 空の贈り物・・・・・
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