ILOVE 優
第二章

仲間入り


━━━

トントントン。

ノックの音で目を覚ます。

「...はーい」

ドアを開けると奈央さんが立っていた。

「おはよ。もうすぐ朝ごはんだからリビングに来て」

そう言うと私の言葉も待たず去っていく。
クールだ。
クールか?
昨日会ったばっかりだから愛想がないのは仕方ない。
にしても、一緒に住む事になったんだからもうちょっとこう...ねぇ?

まあいっか。
一緒に住む事に反対されてるなら出て行けばいいんだし。

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