あなたが教えてくれたから~約束~
「そうだ、ねこ見に行こうよ」
わたしが提案すると、桃佳は嬉しそうに冷蔵庫の中から牛乳を持ってきた。
もうわたしが倒れることはないだろう。
「あづーい」
じりじりと焼けるような太陽光線に照らされて、中庭へと向かう。
東屋に入ると、ねこが椅子の上でくたっと眠っていた。
「さすがに猫もバテるよね」
「そうだね」
桃佳がねこに牛乳をあげる。
「喉渇いたね、よしよし」
ねこは喉を鳴らしながら牛乳を飲んだ。