あなたが教えてくれたから~約束~
病人が全力疾走したせいで、わたしは疲れ切ってしまっていた。
前は、あれくらい走るくらいじゃ何ともなかったのに。
昨日血吐いて、手術したわけだしね…。
ちょっと反省している。
あそこで吉原さんにつかまらなかったら、わたしはどうなっていただろう。
死に場所を探すのが早いか、力尽きて倒れるのが早いか。
そもそも自分で死ぬ勇気なんてあったのだろうか。
あの時は感情に任せて部屋を飛び出してしまったけど。