【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー

□秘密捜査員サクラ






──キキッ!



軽いブレーキ音と共に、リムジンが止まった。


荷物をまとめた北苑は、車のドアの取っ手に手をかける。



「着いたな。……用意はいいか?」



装備は完璧。


使い方も覚えたし、作戦も頭の中に入ってる。


大丈夫な、はず……!


こくりと、頷く。



「いくぞ」



その声とともに北苑の手に力が込められ、ドアが開いた。



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