【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー




「んじゃまぁ、そういうことで!」



諒真さんが立ち上がり、ソファーの上で仁王立ちする。



「白馬村へ、いざ出発!!
えい、えい、おー!!!」



...もちろん誰も復唱しない。



この旅行、大丈夫かなぁ…。


1人子供のようにはしゃいでいる彼を横目に、私は深いため息をついたのだった。






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