青空ライン~君が居た青春~


「んじゃ~波瑠にゃんのためだけに見せますかぁー♪」


「賛成だよっ、浩輝くん!」


「波瑠に一番先にみてほしかったしな。」


「じゃあ波瑠、そのコンポの再生ボタンを押してくれないか?」

 
「りょーかいっ♪」


私は心を弾ませながら再生ボタンを押した。
そして流れ出す音楽。
……これは私と皆で作った曲。

それにあわせて、star - meicarの皆が一斉に動き出す。
さすが、すごく仲が良いだけあって、動きが揃ってる……。

私は思わず、見いってしまった。
そして、いつのまにか曲は終わっていて、皆の息があがっていた。


「どうだったー?波瑠にゃん!」


「なんて言ったらいいのかわかんないけど……でも、皆らしい振り付けで、すっごくいいなって思った!」


still kingみたいに、すごくかっこいい振り付けでもなければ、pom flowerのような可愛い振り付けでもない。





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