青空ライン～君が居た青春～

*Ⅱ*両親の過去

波瑠side

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holy way解散ライブから3日後。
フェスまであと１週間に迫った頃、私は体にムチを打つようにフェスのプロデュースに没頭した。


｢優斗くん！今のところ、今までで一番ターンが綺麗だったよ！｣


｢本当？！良かったー、練習してて！｣


なんだか最近、star - meicarの皆が劇的に色々な面で良くなってきてる。
なぜかこれは、still kingにも言えることで。

なんでだろう？
何かあったのかなー？
っていう疑問はあるけど、どういう理由であれ、良くなったのは確かだから皆には聞いていない。

そう思っていたとき、レッスン室の扉が勢いよく開いた。


｢ハァーイ♪波瑠、居るかしら？｣


｢あ、川村社長。おはようございます。｣


今日もご機嫌な川村社長。
……ほんと、いつもテンション高いなぁ。


｢波瑠、学院長が呼んでるわ、今すぐ学院長室に行けるかしら？｣


｢あ、はい。｣