青空ライン~君が居た青春~


「りょーちゃん……、いろいろstill kingは大変だったんだね……。」
  

「まぁ……ね。」


りょーちゃんはそう言いながら、遠い空をぼーっと見つめた。 
……きっと、りょーちゃんなら今、そのときのことを思い出しているに違いない。


「stillは出会い、始まり、旅立ち。kingはトップに君臨する王になるようにっていう意味があって……りょーちゃんと當真先輩の想いすべてがつまってるって、知ったとき……still kingはすごいなって思った。」


「……うん。」


「りょーちゃんはなにかに没頭すること……少なかったでしょ?だから……そんなりょーちゃんが夢中になるくらい、still kingはいいユニットなんだって思った……。」


「……ん。」


「だから私ね?すごく嬉しいの……。still kingが、一番の夢に、もうすぐ手が届くっていうことが……。それをプロデューサーとして一番近くで……応援できることが嬉しい……!」





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