青空ライン~君が居た青春~


「そんな困惑しないでよ、波瑠ちゃん。……ほら、あそこ。」


そうして優斗くんが指差した方向は、フランスに滞在する間、お世話になるホテルだった。


「え、もう皆チェックインしたの?」


「うん、色々なコネでね♪」


コネってなんだろう……。
思い当たるのは若干1名いるから、多分そうだろうけど。
そしてそのまま優斗くんと一緒に、そのホテルに入った。

すると、ホテルのロビーにはstill kingとstar - meicarの皆が手を振って、私達を迎えてくれた。


「遅いよ~っ、波瑠にゃん、優斗くん!」


「あ~、波瑠ぅ~……助けて~。眠すぎて死にそう~……。」


「彼方先輩!波瑠先輩はお疲れなのですよ?!」


「そんなのしらない~……。」



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