ベビーフェイスと甘い嘘
***あとがきです***
『ベビーフェイスと甘い嘘』
完結しましたーー!!
長かった……とにかく長かったです。
長かった以外の感想が浮かびません(笑)。
このお話を思い付いたのが4年前。
メインストーリーの『アイザワさんとアイザワさん』を書き始める直前でした。
約3ヶ月で書ききった『アイザワさん~』とは反対に、完結させるのに4年の月日がかかりました。
翔と同じ歳だった我が子も、もう小学生に……私も歳を重ね、残酷な程の月日の流れを感じます(笑)。
当初、このお話は全く違う話になる予定でした。
結婚式で、たった1日だけと軽い気持ちで浮気をした茜は、直喜と偶然再会して、結局そのままズルズルと不倫を続け……最後は家庭に戻る。
そして何年か経ってから、翔の担任として直喜とまた再会する……
…………こんなストーリーでした。直喜は、最初は教師っていう設定だったんですよね……
こうして普通にストーリーを書いてたら、何だか茜って、ずいぶん最低な女ですけど(笑)
イメージとしては、主婦バージョンのローマの休日をイメージして書いていたつもりです(純愛じゃないけどね!)。
ほとんど原型を留めていないのですが、最初のストーリーの名残が、茜のショートカットと、九嶋が歌う『ムーンリバー』でした。
九嶋……と言えば、『アイザワさんとアイザワさん』にはちらっと最後の方に登場したこの子が、まさかここまでストーリーに関わる人になるとは書き始めた当初は予想もしていませんでした。
書き進めるごとにキャラクターが出来上がっていった感じで、思い入れの深いオトコになったので、いつかどこかで彼がしあわせになれるようなお話を書いてあげたいなぁと思ってます。
このお話は、最後にハッピーエンドと書いておきながら、茜と直喜の二人が会わないまま完結するという(笑)こんな長いお話に付き合って下さった方々にはちょっぴり消化不良な結末かもしれません。
『ベビーフェイス~』として書くのはここまでで、嘘つきだった茜が嘘をつかないと決心する所までで終わりたかったので、二人が再会するお話は、いずれまたきちんと書いてあげようと思っています。
二回の休載を挟み時間はかかりましたが、無事に完結させる事ができて良かったです。
ここまで読んでいただいた全ての方に感謝を込めて。
如月 さち


