小さい気持ち



「ふざけたメール送りやがって!」



「メール?相川くんが俊太郎に送ったの?」


「俊太郎が夏を泣かせるからさ〜ちょっと意地悪してみた」



そう言って相川はケータイを見せた。
そのメールにはたった一言『夏もらうから』と打たれていた。



ケータイを片付けた相川は周りを見た。


「続きは屋上でしたら?こんなに注目浴びてたら誤解も解けないでしょ」



そう言われ、周りを見るとみんなこちらを見ていた。
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