お隣さんのキケンな誘惑




食べた後はいつものように二人でビールを飲みながらテレビを見ていた。


いつもだったらもうそろそろ雅紀は帰る筈だが、雅紀は帰る様子は見られなかった。


そんな事を思っていた時だった。


雅紀が突然、キスをしてきたと思ったら私をソファーに押し倒してきた。


そして次第に私の服に手を忍ばせた。


「ま、雅紀!?」


「何?」


「何じゃなくてそろそろ帰らなくていいの?」


「メーは俺と居たくないのかよ?」


「そんな事ないよ?だけどいつもこの時間には帰ってるし、私もお風呂にも入らなきゃいけないし…」


「そんなの後でいいだろ?俺はメーを抱きたいしこれからは我慢しないって言ったろ?
それに今から汗かくんだし風呂はその後に入ればいいだろ?」


そう言って雅紀はまた私にキスをして、そのまま抱かれた。


愛される事は嬉しい、だけど昨夜に今日の朝。


そして今…


雅紀ってもしかすると性欲が強いのかな?


キスすらあまりしてくれなかったのが嘘のようだ。






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