恋仲
そう、あたしは先輩達からイジメを受けているのです。この前は、ビンタされて口の中切れたし、背中思いっきり蹴られてあざできてるし、ほんとやなんだよな。

「ねぇ、あんたさ。あたしゆったよね?お前の顔なんか見たくないから学校来んなって。」

ほ「…そ、それはできません。私の顔が先輩の目にはいってしまって機嫌悪くさせたのはごめんなさい。」

ドスッ────

ほ「ウッ…いた…」

はぁ、また蹴られたよ。

バシッ────

ほ「せ、先輩。痛いですからやめてください。」

て、言ってもやめてくれないのが先輩なんだよね…( ´∵`)

「は?だったらお前が居なくなればいいだけだよ。わかる?死ねって言ってんの。」

…死ね。かぁ。

「ま、今日のところはこのくらいにしてあげるわ。」

バタンッ────

ほ「ウッ…ヒック…ウゥ…死ねか。アハハ…」

死んだ方がいいのかな。もう、疲れたな。
と歩いた先は一歩出せば即死。

ほ「友理、お兄ちゃん。ごめんなさい。今までありがとう。」

フワッ────

ドサッ────

ほ「…ん。あれ?何で?死んでない。あたし、あの高さから落ちたは…ず…ぇ?ここどこ」
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