絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
「優也さん……?」


突然の出来事で瞬きを繰り返すあたし。


キスは初めてじゃないけれど、翔吾以外の人とした事は一度もない。


「ごめん……つい……」


優也さんはビックリしているあたしを見て、申し訳なさそうにそう言った。


「……いいんです」


頬を染め、あたしはそう言っていた。


正直、優也さんの事が好きかどうかなんて、まだわからない。


でも、こんな場所に連れて来られて一緒に命がけの戦いをしてきた仲間として、好きだと言う事はできた。


「朱里ちゃん……。もし2人でここから出ることができたら……その……」
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