あの約束をもう一度
消えた約束
そしていつもの公園に着いた。
「ここでバイバイかも。。」
「そうなの??昨日もここにいたよね。」
「うん。ある人を待ってるんだけど・・・。こなくて。」
それを聞いた瞬間、蓮君は黙ってしまった。
そして、何かを思い出したかのように頭を抱えて座ってしまった。

「・・・・・・っ・・・いたっ・・。」
「蓮君??大丈夫??ブランコまで歩ける?」
「だい・・・じょう・・・ぶ。」
あからさまに大丈夫そうじゃなかった。

そして蓮君は力尽きたかのように倒れてしまった。
「っ!!蓮君!?蓮君!?ねぇっ!!」

たいへんだ・・・・。家に電話して、私のうちに泊めてもらおう。

トゥルルルル♪    トゥルルルル♪   ピッ

『もしもし、葵浬?どうしたの?』
おかあさんだ!!
「今ねあの公園にいるんだけど、友達がいきなり倒れちゃって・・・・・!」
『今行くからまってなさい!!』
お母さんはそう行って急いで電話を切った。
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