黒王子と白いプリンス







「あ‼︎‼︎湊‼︎‼︎由乃ちゃんを」


そんな声が聞こえてきた。


これ白馬くんの声だ…


幻聴……思いすぎたから聞こえてきたのかな……


「湊‼︎」


その声とともに私から浅倉くんが離れた。


私は浅倉くんを見た。


と、その後ろには白馬くんが立っていた。


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